新型コロナウイルスによって、多くの方々がダメージを受け続けています。それまで安定した生活をおくれていた方も、倒産やリストラに合ってしまい、大きく生活を転換せざるを得ない状況に陥ってしまうケースが後を絶ちません。このような先の見えない混乱した状況においても、逆に売上を伸ばしている企業もあります。特にヴィスコ・テクノロジーズ株式会社は、創立以来、安定して業績を伸ばしている企業として注目を集めています。
ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社の基本情報
ヴィスコ・テクノロジーズは、本社を東京都港区に構える会社です。
設立は2003年8月、代表者は足立秀之さんです。
日本国内だけでなく海外からも注目されている企業として、近年、急速に売り上げを伸ばしている会社です。
ヴィスコ・テクノロジーズは、日本国内では、まだ数の少ない画像処理システムの自社開発、製造、販売、そして販売した商品の保守サービスがメインの事業となっています。
この画像処理システムとは、カメラで撮影した画像データをもとに、解析する画像処理検査に使用されます。
短期間で正確なデータを収集することができますので、様々な現場で重宝されています。特に、ヴィスコ・テクノロジーズの製品は、精度が非常に高いと国内外で評判になっています。
ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社の主力商品
ヴィスコ・テクノロジーズでは、多くの魅力的な製品を世に送り出しています。
中でもVTV-9000シリーズは、ヴィスコ・テクノロジーズを代表する主力シリーズとなっています。
VTV-9000シリーズは、利用目的や予算に合わせて5つの製品がラインナップされています。
最もスペックの高いVTV-9000STは、処理スピードの早さや、最大で8台のカメラを接続することができるなど、いろいろな現場で活躍する製品です。
しかも、接続する8台のカメラは、画素数が異なっているカメラでも大丈夫です。
また、高速カメラの接続にも対応しています。
接続するカメラの画素数は6500万画素まで対応しています。最もリーズナブルな製品が、VTV-9000Uになります。
処理速度の遅さや最大接続数が1台、画素数も500万画素とVTV-9000STと比べて、スペックは劣るものの、軽量かつコンパクトなボディであることや、リーズナブルな価格であることなどから、コストパフォーマンスを重視する顧客から絶大な支持を得ている製品です。
ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社の状況
ヴィスコ・テクノロジーズの2021年3月期の事業概要をチェックしてみると、前期と比べ8.4パーセントの売り上げ増となっています。
営業利益も40.7パーセント増となっていて、コロナ禍においても順調な経営をしている企業であることがわかります。
また、ヴィスコ・テクノロジーズは、60パーセントが国内、40パーセントが海外の売り上げとなっていますので、ワールドワイドな活躍をしていることがわかりました。
ヴィスコ・テクノロジーズは、一般販売ではなく、主に企業で購入されています。
特に電子部品メーカーやコネクタメーカーなどからの依頼が多くなっています。
これらのメーカーは、コロナ禍においてもしっかりと売り上げをあげることができていますので、ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社の経営も安定しています。