ものづくり大国と言われてきた日本ですが、近年はアジア諸国におされて製造、開発業の活気が失われつつあります。
しかし、そんな状況においても、各業界でトップクラスの開発能力を持っている企業もあります。
中でもセンサシステム業界において、圧倒的な影響力を持っている日本エレクトロセンサリデバイス株式会社などは、ものづくり大国 日本を支えている重要な会社であることは間違いありません。
日本エレクトロセンサリデバイス株式会社とは
日本エレクトロセンサリデバイスは、大阪府大阪市西区にあるメーカーです。
設立は、今から47年前の1975年11月になります。
設立当初の社名は、日本エレクスデバイスでした。
現在の社名に変更したのは、設立から16年後となる1991年の事になります。
日本エレクトロセンサリデバイスでは、創設以来、センサシステムの専業メーカーとして多くの製品を世に送り出しています。
1985年に当時の技術力では革新的だった日本エレクトロセンサリデバイス製のラインスキャンカメラを開発し、国内外から注目されました。
その後も積極的に技術革新、製品開発に取り組み、次々とセンサシステム業界を引っ張る存在となっています。
1995年には3CCDカラーラインスキャンカメラを開発、1996年に高速画像取込ボードとウェハ検査装置を開発し業界内外に日本エレクトロセンサリデバイスの名を世界に知らしめました。
日本エレクトロセンサリデバイス株式会社のRYUGANシリーズ
日本エレクトロセンサリデバイスは、ラインスキャナカメラの開発、設計、製造、販売を一貫して行っている専業メーカーです。
また、ラインスキャナカメラと一緒に使用されるラインスキャンカメラ用のコントローラーやOEMボードの開発にも力を入れています。
この他にも、エリアスキャンカメラや画像処理専用システム、画像処理用のコントローラーなどの製品も開発しています。
また、最近ではメカトロニクスやオプトエレクトロニクス系の製品などの取り扱いにも力を入れています。
日本エレクトロセンサリデバイスの製品の中でも、特に注目度の高い製品がRYUGANです。
このRYUGANは、処理の高速化とハイクオリティなラインスキャンカメラシリーズとなっています。RYUGANシリーズのラインナップの中でも、特に注目度が高いRMSL8K12GEやRMSL2K125CLなどは、世に出ているラインスキャナカメラの中でもトップクラスの性能です。
コストパフォーマンス重視ならCLISBee-Aシリーズ
RYUGANシリーズは、トップクラスの性能を誇るフラグシップシリーズであることは間違いありません。しかし、そこまで高性能なモデルでなくても、十分事足りるという場合には、コストパフォーマンスの高いCLISBee-Aシリーズがおすすめです。
CLISBee-Aシリーズは、リーズナブルな価格帯でありながら、高感度、低ノイズ、そして高感度とラインスキャナカメラに必要な要素がしっかりと組み込まれています。
また、SU – CCDのようなローコストアプリケーション向けの商品などもあり、使用目的や予算に合わせて選ぶことができます。
そのため、ラインスキャナカメラでしたら、日本エレクトロセンサリデバイス製品を選べば間違いないとまでいわれています。